HHM講評/香瀬
 
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 のっけから失礼な話になりますが、caseはポエムというものを読者のことを意識しないで作られたもの、俺/あたしの魂の叫びを聞け!的なものと思っていました。しかし本投稿作を読んで考えが変わりました。何かしらの技術――それはJ-Popの歌詞などから学んだものだったりするでしょう――を用いたものは、読者を意識している、こんな風に読んで欲しいと思って書かれているということです。怠惰なわたしは、技術を使われているものであっても、それがどうして用いられたのかわざわざ確認することもなく、描かれた
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