HHM講評/香瀬
った本作は、語るという行為そのものを物凄く前面に押し出してきます。むしろ、何かについて語っているもの、という表現のあり方そのものについてアプローチすることを目的とし、そのアプローチの仕方そのものをその目的のために選択したような感じです。そして、それはつまり、何を語るか、ではなく、どのように語るか、の問題でもあるわけで、物を書きそれをあまつさえ人目に晒すという恥知らずな行為に対する一種の警鐘だと受け取ることも出来ます。
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「作品と個人の出会い」賞
るるりら
端麗に折りたたまれた見事な生活
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