僕が思う現代詩と合唱の関係について(3)/赤青黄
いたのである。
ところがどっこい、僕が初めてコンサートで聴いた本格的な合唱曲の歌詩が、これだ
「私が歌う理由」谷川俊太郎詩 三善晃作曲
http://www.dailymotion.com/video/xawma9_yyyyyy-yyyyyyyyyyy_music#.URjVE1LZ3Sg
その冒頭の部分を少しだけ引用させて頂くと
私が歌うわけは
いっぴきの仔猫
ずぶぬれで死んでゆく
いっぴきの仔猫
この詩を初めて聴いたとき、全身がぞわっとするのを感じた。
なんだこの詩は?なんだこの感覚は?である。
曲を聴けば分かると思うが、その詩に対する曲も
[次のページ]
戻る 編 削 Point(6)