僕が思う現代詩と合唱の関係について(3)/赤青黄
方」だ。
その点、合唱というものは偏見振り払うことが非常に難しい。
なぜなら、実際僕も、合唱部の新入生歓迎コンサートまではそう思っていた。
という経験があるからである。
例えば中学二年生のとき歌った合唱コンクールの曲の歌詞がこれだ。
「こころのなかにきらーめいて、いつまでも、わすれないーー」
正直に言ってしまえば、歌っている最中なんだか残念な感じになったことを
覚えている。他の人はどうだったかはよく覚えていないが少なくとも僕はこ
う思っていた。
だったら中三の時にコンクールで歌ったアンジェラ・アキの「手紙」やその当時嵌
っていたスキマスイッチの「ガラ
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