現代心経（ワルノリ中）/2012
　
のである。

また、それぞれの要素の組み合わせがかりそめのものであるということは、

それぞれの要素がそれ自身の我執を持たず、その本質が0であることと不可分である。

くどいようだが、およそこの世の現象というのはほとんどどうでもいいということだ。

実体がないということこそが、この世の現象、物質的現象だと言ってもいいかもしれない。

そして我々は物質で構成されている。

感覚も表象も、意志も知識も、我々は足のつま先から頭のてっぺんまで
実はかりそめのものなのだ。


やる夫よ、

こら、話を聞け。

この世においては、全ての存在には実体がないという特性がある
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