ぼくは立派なあほでありたいが/すみたに
し、生きてしかいないのだと思うんだ。そしてただ単に、それは創造という形でしか表現されないものと思っている。なぜなら無限へ落っこなければ、そういう創造的精神などありはしないんだと思うんだ。無限に深みへとはまり込んでいかなければね。もう怖がってはいられないんだ。
たとえそれが恐怖であっても、それは創造的精神の訪れの予感と同等であると気付かなければならない。不安、これだけが敵なのかもしれない、そう思う時もある。
つまり、希望と裏腹のね。
それと、がん遺伝子。ありがとう、これだよ、ぼくはそう、なんというか、知っていた、と言いたいかもしれない。結局のところね、もう抱えているんだ、それは個別的に、
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