(批評祭参加作品)原口昇平という名の色/いとう
うか。>よだかさん<で、心残りのような、執着とでも言ったらいい
ようなものは、わかります。
これはBIRDMANというサイトで行われたオンライン合評会のログ
より。
(http://birdman.serio.jp/toku/toku1.htm)
「ホワイトルーム」という言葉が用いられているが、これは「白」
のシニフィエにつながるものであると考えられる。そしてそれは彼
自身により「生活してるようなところがない」と置き換えられてい
る。彼にとっての「白」は(他の、消えていった、しかし「読んで
しまった」彼の発言からも鑑みて)、この「生活感のなさ・生々しさ
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