(批評祭参加作品)原口昇平という名の色/いとう
 
しさ
の欠如」というイメージに変換可能だ。
(注:「読んでしまった」という表現については、彼自身の文章「批
評についての断章(抄)」を参照して欲しい
http://www.cmo.jp/users/siesta/lib/frag1.html))

このログが2003年の1月末のものであるのに対し、「決闘」は2
004年秋(確認できる最も古い発表期日は10月3日)のもの。約
1年半のタイムラグが彼自身の「白」にどのような変化・発展をも
たらしているかも、ここから推測できよう。



さて。「白」のシニフィエを追究するために「決闘」を見てきたので、
ここで「(……のいない
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