(批評祭参加作品)原口昇平という名の色/いとう
 
るように感
じられる。


ところで、彼自身、「白」についての言及を自身の言葉で何度か述べ
ている。そのほとんどはネット上で消えてしまっているので、全体
像を示せるほどの例は挙げられないが、ひとつ、その片鱗だけ。



原口->透明性というか、それに似たことかも知れませんが、ぼくは
ホワイトルーム(撮影に使われたりする、真っ白の部屋です)のよ
うな場所を想像していました。

(中略)

よだかいちぞう->生々しくないんですね
よだかいちぞう->原口さん

(中略)

原口->そです、ぼくにとって。生活してるようなところがないとい

[次のページ]
戻る   Point(14)