南房総ポエトリカル・アンソロジー その2/あおば
ん、シェクスピアのソネット集より、オリジナル英詩と稀月さん和訳を朗読。稀月さんの朗読は極めて現代的だから、シェクスピアが同時代人のようにも感じてしまう。シェクスピアの強靱な精神力は稀月さんにもダイレクトに伝わっていると感じさせられた。
以上皆さん、原作を自分のものとして表現されていて、私のように原作に疎いものにも現在につながるエッセンスを感じさせてもらえ、楽しく堪能できた。舞台に合わせた装束も現在のノイズをカットし、改めて舞台衣装の威力を知る。
BGMとして効果音楽を使用されていた方も居られ、朗読とうまく融合し、みごとに詩の成分化を果たしていた。
公園の緑の光と空気が出演者にも大
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