遺書にはならない足跡　2/セグメント
　
う。なるべく起きているようにしたいのだが。本心では、睡眠最高！　と思っているのだが、必要以上に眠っても良くないと友人に指摘された為、控えるよう心掛けてはいる。心掛けてはいるのだが。

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　友人は、プログラマーで、帰宅が二十三時を過ぎることも多く、本当に多忙なのだが、その隙間を縫って、良く私のサポートをしてくれる。全く以て暇な人ではないのに、何故、そこまでしてくれるのか不思議だ。
　以前に理由を尋ねてみたら、「セグメントさんが小説家になったらお礼としてお金を貰える」とのことだったが、おそらく冗談だろう。こう言っては何だが、ほとんど得るものがない、得をすることもない、薄暗い私の面倒
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