遺書にはならない足跡 2/セグメント
 
面倒を良く見てくれるのは本当に何故だろう。今度、また改めて聞いてみようか。
 仕事中でも空き時間が出来ればメールや電話をしてくれるし、家に招いてくれたり、忘年会に誘ってくれたり、家計簿や睡眠時間を付けることを助言してくれたり、やることがなくて困っていると言えば、小説家になる為に何が必要かリストアップしてはどうでしょう、してくれれば見ますよ、と言ってくれる。友人には奥さまがいらっしゃるのだが、奥さまは私の小説の起承転結を見て助言してくれたり、料理のレシピを教えてくれたりと、友人夫妻には頭が上がらない。いつか恩返しがしたいと思う。
 恋人の存在も私を支えてくれている。スカイプで通話することが多いの
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