叙事詩??物語・詩??/……とある蛙
いので本稿では省きます。
チェザーレ・パヴェーゼ(以下「パヴェーゼ」という)反ファシズム闘争を行い」獄中で詩篇を幾つも作り、解放後言葉を失い自殺した詩人です。青年期は北部のトリノで過ごしました。詳しい略歴はWikipediaでも読んで下さい。
本書の中でパヴェーゼの詩論については「詩人という仕事?」「詩人という仕事?」で論じられています。
「詩人という仕事?」
その中で著者の問題提起は極めて素朴なもので?人はなぜ詩を書くのか?また(パヴェーゼのように)死ぬまで詩を書き続けた詩人は何を果たそうとしたのか?の二点です。
詩を創るという行為は人間存在の根源に迫ろうとするもの
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