twitter/葉leaf
らかな春が広がっていて 大学の門の前からはいくつもの気流が生まれていた 僕は張り詰めたり笑ったり 見慣れぬ人の性格が やけに鮮やかに見えてしまったり 始まりの方が終わりよりも重かったし明らかだった それでも終わりはいつまでも僕のしっぽを梳かし続けていた
動物が学問のように見えるなんて、僕は頭が狂ってしまったのかと思いましたが、部屋に戻って政治学の教科書を読み始めるとどうも鳥のように飛び立ちそうでしたし、慌てて行政学の教科書を開くと今にも吠え始めそうでした、そこで急に閃いたのです、学問も動物も詩の中では全く置き換え可能だということ
僕がいつもの散歩に出かけると、電線の上に鳥が停まっていま
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