twitter/葉leaf
いました、ところがどうもその鳥は政治学のように見えるのです、鳥と学問の一体どこが似ているのかさっぱりわかりませんが、しばらく歩いていると犬の散歩をしている人が向かってきました、ところがどうもその犬は行政学のように見えるのです、
北風と南風が混ざって木の葉を散らす朝、僕は一匹の子犬を憎んでいました、子犬はとても愛らしくて従順で何もかも完璧だったので、僕は激しく憎んだのです、これが人間なら憎まなくても済んだ、人間は完璧にはなれないから、ところが子犬は人間的穢れがなくてまるで善や幸福のように憎らしかったのです
広場の雑踏の隅のベンチの上で、僕は生れた時に家族と交わした契約書を書き直していまし
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