伸びる葉のシ/狩心
 
開けた他人のごった煮 スープを。
 『のみ』で切り抜けている。
 数直線の異端児。
 焦げ付いてる太陽は目玉焼き
 熱情の、フライパンの暗黒の飢えで。
 徹夜する、つゆの中の目No − 覚めゆく− 振る探し、 射程、 前兆 立った 60mmのセイメイ − 脳は今、
 伸びる葉のシ、温める世の、
 音を垂らしている、
 静かなくもの糸の天国から、
      血の池地獄に
    足し算を申し渡す。
  新たに歩くことが許されなかった♭や♯の
 付属品としての 
 2番目犯罪、
 3度目の正直、
  弟は大人になる、兄の『渡し足そう』を
 負に染みて、例える
 鳴く
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