最近読んだ本いろいろ/ふるる
だけだけど)絶賛され、かたや現代詩は、ほぼ固まってしまってるような気がしないでもない。つまり、おふざけや乗りやよくわからない新人類が一切許されない超真面目世界をなんでだか知らないけど保とうとしている感じ。
現代詩で深刻ぶるのは、萌え絵が流行ってる時にそういう絵を描くのと一緒で、そういうのがすっごい好きとか、読者サービスと思ってやってるならいいけど、本気でそれしか詩の形はないと思ってるんじゃないかと、ちょっと不安になります。
『私のいない高校』青木淳悟著
確かに「私」がいなかった。
「近代自我」というやつが。小説のはじめから最後まで、誰も、何の主張もしない。何の個人的感想
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