最近読んだ本いろいろ/ふるる
 
最後の方でやっと殺しちゃえってことを思いつくんだけど、間抜けすぎやしないか。
主人公は相変わらずもってもてで、興ざめしますが、超冷たいヒロインにも友情を持ち続け、救おうと奔走するので、博愛の精神を持ってるのかも。

全体的に見て、女性がめちゃ強い小説ですね。あと、ひどい目にあってる女性を何とかしてほしいっていう願いも込められてる。
登場人物がみんなキビキビ動くのと、何かを作って食べるというシーンがいちいち入るのがよかったです。


『うわさのベーコン』猫田道子著 

橋本源一郎の『ニッポンの小説 百年の孤独』を読んでて、そのなかで大絶賛されていたし、引用されている文章が
[次のページ]
戻る   Point(2)