雨/マーブル
 
   裸足   ルル。


青い舌と虚しさがこんなにも愛しくて
無口で一人を抱擁してなにが咲くのでしょうね。
細い美醜を吹きかけた呼吸器、、
薬で喉が凍えて熟れてゆく途切れたカナシサの
温度に悶えて見上げているスピリットとこんなにも、、こんなもの、
雨下雨下。ひえた部屋で羽化羽化。


時と青の   //連鎖反応、ココよ
   くすりゆびの透明な空白  そこに
  あったはずの   浸透した願い歪に、、
私を  擦る  銀の輪しずかに鎮めた/愛は
     とおい   匂い   中空にかざして
        ヒカル石
あなた、  五月雨で子宮をさまよって//ほら
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