歌謡曲日和 -あさき 赤い鈴-/只野亜峰
から華やかな感じの凛として咲く花の如くの作詞があさきであると知ったときはわりと驚いたりもしたものでした。
興味を持つと見え方も変ってくるもので、古臭いビジュアル系にしか聞こえていなかった具体的に言うと『この子の七つのお祝いに』であるとか『月光蝶』であるとかがなかなかどうして魅力的に聞こえてくるものですから人の耳というのは実にいいかげんなものです。まぁ、基本的に音楽的にはヴィジュアル系のそれなので全く間違いではないのですけれどね。
僕の勝手なイメージですけれど、ヴィジュアル系の歌詞というのは物凄く刺激的にできていると思うのですよね。それこそカチ盛りの山葵の上に七味唐辛子ふんだんに盛り付けてあ
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