歌謡曲日和 -あさき 赤い鈴-/只野亜峰
てあるような食べ物というよりは劇薬のそれに近い。厨二病なんて揶揄されるのがぴったりの難語と暴力的な攻撃性で取り繕った新宿のギャル男みたいな得体の知れない不気味さがあって、刺激を求めるタイプのうら若き乙女の人達にはそういう危なっかしさが魅力的に映るんだろうかなんて思ったりもするわけですが、僕としては自分のメンヘラ全面アピールしてるメンズとかはなかなか興味の範疇外なのでいまいち良さがわからなかったりもするのですが、そんな僕が何故にあさきなんていうアーティストにのめり込んでしまったかと言えばそれは凛として咲く花の如くの一枚絵の女の子が可愛かったからに他ならないわけで、まぁ野郎の脳味噌なんてものはしょせん
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)