4月20日/はだいろ
 
ニュープリントで見た、
「ベニスに死す」のビヨン・アンデルセンの美しさは、
筆舌に尽くせない異常さで、
ぼくは最初に見たときから、
たいして同性愛的な側面には意識が向かなかったけれど、
そうゆう俗な次元を超えて、
理屈なんかなにも寄せ付けない美しさに目を奪われてしまう。


そして、
今という時代、ネット時代の恐ろしさを思い知ったのは、
事実上、この1本で映画界から永遠に姿を消したビヨン・アンデルセンが、
いったい、その後、
どうゆう人生を送ったのだろう・・・
そして、今は・・・
という興味本位に、あっけなく答えが出てしまうというところにある。
もし、
そういう興
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