I CAN'T TAKE IT NO MORE/ホロウ・シカエルボク
 
の中で小奇麗なものに形を変えるのだろう。切り立った崖の上の様なマインド、繰り返す光と雨のコントラストの中で摩耗した装置になる。オクターブ上のキーが第3の目を貫くとき俺の魂はほんの少し風通しが良くなるだろう。雨の止み時には誤差がある。人の病み時に誤差があるみたいに。保証されたベッドの寝心地はどうだ?ひとりでに剥がれ落ちる日捲りの様な塩梅だ、ボーダーラインはいったいどこに引かれている、安いカフェインの頭痛、訳のない睡魔と一番長生きのロック・シンガーのブレスのタイミング。アクリルで出来たボックスの中でサルガッソ海を漂っているような気分。水底の藻なんかのせいじゃない、存在を正でも負でもないゼロの地点へ押し
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