来歴/yamadahifumi
 
まあ、いい。いずれにせよ、お前はよくやったよ」と神は俺の髪(と思われる部分)を撫でた。やめろよ、気持ち悪いな。
俺は神と抱き合って一つになった。それが同性愛だと気付いたのはその「後」でだった。どうせなら次は女をオーダーしたい。俺は女の方が好きだから。・・・いや、まあ、どっちでもいいな、めんどいから。
俺達はーーー一つになった俺達は様々な時代の様々な輪郭を駆けめぐった。それは楽しいようなそれでいて切ないような不思議な事だった。だが次第に俺も慣れた。俺は業務上の仕事をするようにそれをやり終えた。それが一段落すると今度は別次元の宇宙を巡るのだ。やれやれ。
そこには様々な自然があった。諸君らには分か
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