【批評祭遅刻作品】自分の体臭で書かれた詩/るるりら
わたしの家族は稼動する核に近いところに 居た時期がある訳です。
しかし、その父も弟もそして祖父も ある年に なぜだか同時に亡くなりました。父は癌、弟は 熱中症、祖父は老衰。家族が同時に亡くなったことで、戦争というものが 以前より すこしは解ったような気がしていました。けれど、それも 甘かった。
わたしたちは、感じたらとらなければいけないことがあるのに 感じ取ることができなくなってはいないでしょうか?
ネットの世界では、相手の姿が見えないことをよいことに ときに罵詈に際限がなくなることがあります。あれは人々の憎くとも本音でしょう。しかし、私はテレビをつけて ハエと格闘しておら
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