歌謡曲日和 -あの娘は綾波レイが好き-/只野亜峰
いう滅茶苦茶な主題になってしまうわけです。ラヴソングとしてはあまり面白くない題材ですね。歌詞を書き換えた峯田の真意など僕にはわかりかねますが下劣で最低な猿野郎に成り下がってでも彼女の隣に在り続ける『〜綾波レイ』の『僕』ほうが幾分モデルとしてわかりやすいですし面白いように思います。
――ハートに巻いた包帯を 僕がゆっくりほどくから
――日なたに続くブリッジを探しておいで
(BUMP OF CHICKEN「アルエ」)
さて、そんなこんなで『あの娘は綾波レイが好き』という曲はめでたく2004年夏にレコーディングされたわけですが、『中谷美紀』から『綾波レイ』へのバトンタッ
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