愛に関する覚書と考察/はるな
 
ならない。その先に認めることや、許しがある。そのために、私はどこまでが私なのかを知っておかなければならない。それはあるときにはすごく容易なことだけど、べつのあるときには困難なことだ。うまく述べることができないが、でもたぶん、簡単にできるときが正しいのだと思う。
そういうとき、心はとても気持ちがいい。自分のサイズを知っているとき、私はすごく自由だ。そこにあらゆる可能性があり、あらゆる不可能性があることを、なんのためらいもなく受け入れることができる。物事がすべてが、それそのものだということが分かる。わたしがわたしそのものであるからだ。そこに疑いはない。矛盾さえ、矛盾のままにそこにある。あるものすべて
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