ヴァレンタイン・キャンペーンの女/はだいろ
朝から、youtubeで、
無縁社会の衝撃とか、
格差社会とか、
派遣切りの実態とか、
たてつづけに見て、甘い事を言っても、
くだらない上司でも、
定職のある有り難みは、それが、浮き世の迷い事で、
けっしてなにかしらの真実のよりどころでなかったとしても、
否定する事のできない自分に恥じ入る。
やって来た女の子は、
すぐにやらせてくれた。
ルックスは、まあ、よくいるタイプだけれど、
お兄ちゃんのおちんちんをこすって性病のうみを出してあげた、とか、
あっけらかんと話すわり、
ぼくの望むような(くっついてくれる)タイプとはかけ離れていて、
満足度はまるで低かっ
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