ヴァレンタイン・キャンペーンの女/はだいろ
 
かった。
やっぱり、
お気に入りの子は得がたいものだ、と改めて思う。


派遣の37歳、今年38歳の女の人とは、
来週の日曜日に、
いっしょにスカイツリーを見に行くことになった。
どうしても、
あの女の人と、いっしょに年老いていくイメージがわかない。
わかないけれど、
あの見事なおっぱいに惹かれる気持ちはある。
老後におっぱいはないけれど、
おっぱいを経なければ、老後もない。
このごろ、
寝る前に、
イエス・キリストの一生を(子供向けのわかりやすい名著なのです)
毎晩一章ずつ読んでいる。
ぼくらの住んでいるのは、王国ではない。
だから、
一瞬一瞬が、おろかな子羊の、選択の連続なのである。





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