ヴァレンタイン・キャンペーンの女/はだいろ
やたらとドバドバとした音の洪水できもちがよいので、
やっぱり、
年のせいかもしれないけれど、
言葉よりも、感情の蠢きを放出させる、
ジャズに気持ちが持って行かれるのかもしれない。
もっとジャズのレコードを欲しいと思う。
ヴァレンタインなので、
デリヘル界もキャンペーン盛りで、
このところ、といっても、1ヶ月くらい、
もう風俗は利用していなかったのだけれど、
あの上司のつくづくなくだらなさにまみれると、
女の子でも呼ばなければいられなくなってしまう。
ところが、
きのう、
今日と、
お気に入りの女の子に予約を入れようとしたら、
たてつづけに、急に休みになっ
[次のページ]
戻る 編 削 Point(3)