スヌーピーのおもいで/soft_machine
 
ヌーピー
その瞳の空は果てない

教えておくれ、チャーリー
耳をすませば、スヌーピー
きみの知ってるこれまでから択んで
おなじ屋根の下でくらした
かごの鳥のふるまいと
身勝手な猫のゆくすえを
息は吸われたのか
それとも吐かれたのか
よぎった羽根のはばたきや
爪にはさまったうろこのかたち
あの日から僕らが
弧りかたくしてしまった
これまでのすべてが
あのベッドに横たわれば
やり直せるのかと

きみはさくらいろに塗られた道を
スヌーピーたちとならんであるいた
いつもチャーリーは口ごもっていた
たまにスヌーピーはそっぽを向いた
おまえ達の生活はどこから眺めて
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