詩、薬、病のこと等、ノートより寄稿/小野 一縷
 
ん、二者もいない。
「自分」すらそこにはいない。いれない。
壊れてゆく。じっくりと、それを味わっている。ここで。
個人が廃人へ向かう道程・過程・経過だ。

もし鬱を感染させられるなら
馬鹿たち「善や正義」を恥もなく語る
無知者どもを集めて集団感染させてやりたい。
きっとその場で自ら命を絶つヤツもいるだろう。

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03/

ドープ好きで精神を病んでいる私は確かに異常だ。
以下、その私が詩に関して思うこと。だから偏。

詩人は詩を書かなくてはならない。

日記の延長で終わらぬように
独り言で終わらぬように。
感情の発露で終わらぬように。
難解
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