コオリ/番田
何もわからないけれど
そこで死にたくはないものだ
少しづつメールを打ちながら
思いを 何となく 通わせながら
人の体にひとり
私は ぼんやりと 立ち
私は そこで 触れたくなる
そうすることは
今は きっと正しいのだろう
いつも そうなのだろう
少しだけ私は寂しすぎた
いつも すべてがそうだった
すべてが忘れ去られていくだけのものなのだ
いつも季節の中で競争を繰り返してきた
*
多分 きっと
心の中で
今の時代の中で
そこで 誰かに問いかけるだろう
どこにいけばいいのだろうかと 私は
また 私は 一人で
何をすればいいのだろうかと 私は
そこで
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