溺死のミュージック、TOTOで葬送/ホロウ・シカエルボク
りえたものが今朝には俺を苛んでくる、景色を変えなければならない、何か新しいものを唇に運ばなくては
俺は単純な食事をする、そしてそれらが胃袋に降りてゆくのをゆっくりと感知する、人の身体、人の胃袋はいったい何を溶かす、いくつもの覆いの中でどんなシステムを施工している?俺はそれが知りたい、解剖学やなんかとは違うところで
俺は、そうだ、それからラジオをつけて、食ったものが糞に変わるまでずっと聞いていた、いくつものポップ・ミュージックが適切なタイムでフェード・インしてはアウトしていった、ポップ・ミュージック!そいつはいつからファースト・フードのフライド・ポテトみたいなものに成り下がったのか?それともそれ
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