さきっぽの、夜/nm6
 
る本の終わりないことがスイッチオンオフ。起こり、机の上、散乱するページを開けば日常、ひとりで立つちからを。だれがどうやって決めるのか、ただそれぞれが食卓ならば。ぼくはリッチだ。ぼくはスマートだ。あたまのなかと、からだのそと。削る、という行為の、緊張。諦めることの深度と、喜ぶことの強度。甘くてだんだんに、溺れるのはひとり遊びだよ。


たのしんでしまえば、あたまを。
ぜんぶ花が咲くみたいで、それ、ひとつもない。




(部屋を出て、駅に着く)




サイン看板の円形が太陽だったことを、夕焼けがプラスチックの嘘みたいに黄色いことを、電車を3本見過ごして耽りたい妄想がある
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