「Dolls」の黄色い車〜〜〜/ヨルノテガム
 
ォルメを得意として「あの夏、いちばん静かな海」においても 言葉を極力排した演出を取り大いに注目された
最も顕著なシーンとして「その男、凶暴につき」の 歩道橋ですれ違う場面が挙げられる 刑事がまだ見ぬ犯人を追って夜の歩道橋ですれ違うが しばらく長く歩き進んだところで 憑かれたように引き返す場面である 鑑賞者はココで或るテンションを目の当たりにし 映画の登場人物の緊張感を怖いくらいに 感じ取るように仕向けられる

「表現を自分のものとする」ということと、また客観的に「ナニを見止めるか」という視点の両方によって 創作者は考え続け研究しつづけることだろう
色んな映画や表現はあまたあるが その作者ら
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