*クルクル/藤鈴呼
流れ落ちたならいいのに もう枯れそうだよ
砂時計の針集めて 刻む時間(とき)忘れたら尚更に
優しい声 聞こえ始めたその時に
震えた両手を かざした涙の跡に染めた
七色の虹 眺めて・・・ 一つ置き去りの
心留め金刺すラブリング
割れた心抱き締めてみて
硝子よりも儚くて
止まらない恋の向こうに君が居る 追い続けるよ
振り返る空に夕陽が また落ちてゆくね
僕の背中越しに消えた 幻の月影染めた天子
しがらみに 惑わされ続ける僕等
明るい未来(ひかり)は 今 何処で立ち止まっているの?
二人 逢う瞬間(とき)遅すぎて 離れられなくて
語り明かした日の雪 思
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