明日の女/はだいろ
 
まで、
一本一本舐めてくれた。
ぼくも、お返ししました。
ブルマをはかせて。
何より、彼女は、じぶんの仕事の意味を知っている。
来月、はたちになるんだって。
この仕事、楽しい?って聞いたら、
楽しいこともあるよ。
今日みたいに。
だって。


もちろん、ぼくは、
風俗依存症なのだと思う。
なにかしら、こころの足りないところを、
強い刺激で、埋めようとしている。
それが、正しいとか、間違っているとかいう、問題ではもうない。
ぼくは、行くところまで行かなければならない。
たしかに、
さびしさに応えるこころのひびきが、
ある種の女の子には、ある。
それが、いつも
[次のページ]
戻る   Point(3)