少し「珍」な音楽 水中、それは苦しい「ひと目見て憎め」「ひとりで生きる」篇/竜門勇気
する無意味さ。しかしそれらがすべて心地良い。一貫して矛盾するのだ。無意味だが有意義なのだ。
僕は今までこんなに穏やかな気持で爆笑したことはない。
ひとりで生きる
ライブ音源が中心となったアルバムですが、なんといっても恐ろしいのは三上寛との共演です。ひらく夢などあるじゃなしの三上寛です。おっかさん、気が狂いそうだよ!の三上寛です。
小便だらけの湖という曲での掛け合いによるトラックは、世界でおきている色んな悲劇をお土産に小瓶に封じ込めたような悪夢のようなスカスカの名演です。
さすがに講演後「サビぐらいは作ったほうがいい」と非常にまっとうなアドヴァイスを受けた水中、それは苦しいでしたが
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