ジュリエットには甘いもの 後編/(罧原堤)
 
はなぞのに足を踏み入れていたからだ。農夫は靴を磨き始めていた。殺されるぐらいなら、こっちから殺ってやる、一つしかない命、俺の命、……そういえば犬橇があったな……、あれを鋸で切ってしまって……、無事に終わればいいが……、やるせないぜ……などと思いながら。二人は雪崩れ込むようにもつれあいながら、寝そべり、体と体を絡めつかせ、牧師は唾をぺっと吐くとそれをデブの肛門に、丹念に入念にべったりと塗りたくり、屹立した一物を、最初、ヌプうとゆっくり押し当て挿れれるか確かめる、どうやらいけそうだ牧師は確かな手ごたえを感じると、グイグイとチンポを突き刺した。
「あぁうぅ……」デブの半ば開かれて、天井を見つめている目
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