ジュリエットには甘いもの 前編/(罧原堤)
しまうようになってしまっていたのか! これはもう性根から腐っているとしか思えない。私はこの性根を徹底的に鍛えなおすつもりだ。自分がいやになってしまったんだよ。そうだ、私は本物の白鳥の群れがつどう湖で、この身を清めに行くべきなのだ。そうせずにはおれないんだ。だけどさ、もしもさ、彼女ができちゃったりしたらさ、それはそれとして、この話はなかったことに、今回は残念ながら見送るとの方針を打ち立てるよ、それはそうだ、それはしかたない、彼女と二人で缶カフェオレと缶レモンティーでも飲みくらべっこしながら白鳥たちを眺めながら静かな時を過ごすだろうよ。しかしこんな短期間ではできまい。それはありえない。私にとってガール
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