真夜中の箱の中/ホロウ・シカエルボク
るものであるべきだ、そもそもそれ以外に、的確な方法などハナからありはしないのだから…エクスキューズという言い方が気に入らないって?おれたちが口にするものがそれでなくて他になんだというのだ、おれが時々こうして書き連ねているものが…かまわないのだ、それはそれでぜんぜん構いはしないのだ、そう呼んでおく方が健全だと思わなくもない、そう思わないか?適度なライン―例えば適度な温度に設定されたエアコンみたいなものを、不必要なものだと感じる連中も居るね、例えばさっき言った、自分の股間を大写しにして欲しがっているみたいな連中さ…だけどね、すべての出来事にはかならずこことここの間で展開されることがいちばん良いことだと
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