商業詩誌の潰し方/いとう
からではなく、
コミュニケーションシステムのアレンジからしか生まれ
ていない。初めはホームページだった。それがブログに
なり、SNSになり、最近はTwitterのような新しいシス
テムが生まれ、それが時流になり、発展している(よう
に見える)けれども、実際のところ、参加者が行ってい
ることはほとんど変わっておらず、どのようにコミュニ
ケートするか、その一点のみが変化しているに過ぎない。
その中で、媒体特性を打ち消すシステムを構築したとし
ても、その運営維持に疑問が残るのは確かだ。そしてそ
れは、「ネット詩」だからではなく、ネットだからこそ、
あるいは「人間」の性質と大きく関っ
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