ブラインドの角度を適当に変化させ続ける、言うなればそういった程度の意味しかない午前の覚え書き/ホロウ・シカエルボク
ムでなければ…本能をなだめることは出来ないぜ、スマートなプロセスの追求こそが俺に言わせりゃマスターベーションってヤツなんだ…シャネルやなんかの服を着て鏡の前に立ってる女のようなものさ、ブランド・マークを見せびらかさなきゃ服を着た気になれないみたいな、そんな薄っぺらいのよくいるだろう?
さて俺は冴えない服を纏ってそんな自己満足だけのオナニストどもが集う場所で一日の半分ほどを費やす、まったくここの連中と来たら男だろうと女だろうと放出した精液に満足してるみたいな、そんなプライドで溢れてるぜ…署名のない、幽霊からいただいたみたいな価値基準にどっぷり浸かっている阿呆ばかりさ、顔を合わせるとこっちの面
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