サから始まる語義凡例・ツ〜ナ/salco
つかわしい。スマートな場所から脱落したアウトサイダーに
はいついつまでも、アタマ暗愚で人品無骨であって欲しいのだ。まして小利
口なED野郎に満ち満ちた世の中では稀少な方々だ、防弾チョッキではない
晒の心意気こそ美しい。
因みに彼らが素肌にまとう倶梨伽羅もんもんは、示威というより堅気から自
己を剥離する為の呪縛である。これで全国津々浦々の大浴場やホテルのプー
ルを利用できなくなるという以前に、そこに彫られた伝説上の意匠はおのれ
の理想像を仮託したユートピアであり、同時に彼をやくざな強がり、悪徳の
しゃぶしゃぶにごまだれるコマンタレ・ヴーなのだ。このように強く、華や
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