詩人達の新たな旅路に向けて 〜「黄色の日」の印象的な詩のひと時〜 /服部 剛
 
が、とても面白く、店内から笑いがくすくす漏れました。 


「ポーカー」・・・木葉揺さん 

 ポーカーをしているスリリングな時間を人生ゲームに重ねているようで、興味深いです。(フルハウスは来るものじゃない 作るものだ)という言葉は名言で、僕はフルハウスを幸運と当てはめて読みました。

(それに必要なものは 「スペード」 言うんじゃない 
 やっぱりロックだ 声に鍵をかけてやる       ) 

というあたりのフレーズも、詩の中で効いていると思います。詩の後半で、いらないと思っているスペードが次々の来る不思議な魔力を感じる展開で、最後の最後に「フラッシュ」になるとい
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