詩人達の新たな旅路に向けて 〜「黄色の日」の印象的な詩のひと時〜 /服部 剛
 
りかえるに.txt」・・・太郎本人さん 

 覚醒剤を題材にした散文詩で始まる前半は、壊れた雰囲気を伝えながら、詩の中盤から後半の台詞で(人は誰でも人には言えない秘密を守ったまま死んでいくの)(すべての季節は終わるという当たり前のこと。)という言葉に、説得力があります。 

 探していた「ヤマザキのコッペパン」がコンビニになかったけど、詩のラストでは他のコンビにで見つけるというところに、人生は時に絶望の季節あれど、その先に希望のあることを暗示しているようで、いい詩だと思いました。 

 なお、(パンツ一丁)や(ニャー!)という言葉の出てくるこの詩をクロラ君やキキさんが読んだのが、
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