詩人達の新たな旅路に向けて 〜「黄色の日」の印象的な詩のひと時〜 /服部 剛
 
、いろいろな場所を眺める情景が流れてゆくようです。詩の後半も、素晴らしい言葉です。僕の説明よりも、そのまま引用させていただきます。 


  のぞむとのぞまないとにかかわらず 
  すきやきらいにかかわることなく、また 
  ふえることもへることもない 
  世界は 
  あなたのその一回のはばたきでうまれおちる 
  いのち 
  ひとつひとつは 
  ひとつでしかない 
  ひとつでうまれ、ひとつでさる、一 
  たったひとすじの思いとして 


「プライベート・レッスン」・・・小倉拓也 

 この詩もこの日、多く読まれた詩でした。愛を
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