頭上のブルース・それから魅惑のチリ・ドッグ/ホロウ・シカエルボク
 
、誰か、あいつを上手に踊らせてやっておくれよ、全く気の毒で見ちゃいられない
そして俺はまた欠伸をする、まったくここには詩情なんてもんは欠片もなくってよ、俺のブルースなんて片言にもなれやしないんだ
カウントをとったってだあれも足を鳴らしたりしない
場を間違えた役者のように俺は黙って引っ込むだけさ
ふわわ、まったくなんの変哲もありゃしねえな
ヘリコプターでもまたやってこないかな、バリバリバリバリゴキゲンな音立てて、ヘイヨー、頭上のブルースだ
ワン、トゥー、スリー、フォー
歌って見せろよブルースマン、シャバドゥビ・ドゥビダ、まるでトロント・フェスみたいにさ
シャバドゥビ・
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