冬の夕暮れに便所に立つまでのひとつの乱雑な考察/ホロウ・シカエルボク
う何処へも行けない
時のミイラとなって部屋の隅で朽ちるのみだ
いいか、面白いことを教えてあげよう、俺たちのアクションなんかで世界は変わることなんかない
革命は弾薬を持ってるやつの自慰に過ぎない
だから好きに叫ぶだけでいいのさ
続けるということ以外に責任を負うことはない
なぜ続けなければならないか、そこにしか成長は存在しないからだ
なぜ続けなければならないか、そこにしか進化は生まれないからだ
いままでと同じ言葉をまるで違うみたいに吐くために
俺はこうしてだらだらと愚にもつかないことを書き連ねているのだ
ここに覚悟があると言ったらたいていのやつは笑うさ
だけ
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